NISA（ニーサ）は「少額投資非課税制度」のことで、株や投資信託を売却して利益が出た際に課税されない有利な制度です。

 

通常、投資で得た利益には約20％の税金がかかりますが、NISAを利用することでこの税金を回避することができます。

 

ただし、NISA口座は1人につき1口座までしか開設できず、金融機関の変更も1年間はできないため、どこでNISA口座を開設するかは慎重に選ぶ必要があります。

 

新NISAで新規に口座開設するならネット証券が圧倒的に手数料が安くおすすめです。

 

大和証券や野村証券など対面式の証券会社はほんとうにビックリするくらい手数料が高いです。

 

 

なので、手数料の安いネット証券で口座開設することをおすすめします。

 

結論、新NISAで口座開設するのにおすすめの証券会社は楽天証券かSBI証券です。

 

この２つの証券会社で十分です。

 

楽天証券

楽天証券で新NISA口座を開設メリットは、

 

まず、国内株式の取引手数料が条件を満たせば無料になる点が挙げられます。

 

楽天証券では、取引のマッチングシステム「Rクロス」や最良価格を自動選択するシステム「SOR」を利用することで、国内株式の取引手数料を無料にする「ゼロコース」が提供されています。

 

 

取引手数料を抑えることで、投資利益を最大化することが可能です。

 

次に、取扱商品の種類が非常に幅広い点も大きなメリットです。

 

楽天証券では、国内株式、外国株式、投資信託、NISA、FX、債券、金、プラチナ、銀、iDeCo、CFD、先物、オプションなど、さまざまな投資商品を取り扱っています。これにより、投資の幅を広げたい場合でも、新たに別の証券会社で口座を開設する必要がなく、楽天証券内で完結できます。

 

また、楽天ポイントが貯まる点も楽天証券の魅力です。

 

楽天カードを使って投資信託を積み立てると、最大で決済額の1%分の楽天ポイントを取得できます。

 

さらに、投資信託の保有残高に応じたポイント付与サービスもあり、普段の買い物で貯めた楽天ポイントを投資に利用することができます。これにより、現金を使わずに手軽に投資を始めることが可能です。

 

楽天銀行との連携による入出金の便利さも楽天証券の大きな利点です。

 

楽天銀行と楽天証券に口座を持ち、「マネーブリッジ」サービスに登録すれば、自動入出金の設定が可能です。

 

証券口座の資金が不足している場合には自動的に銀行口座から入金され、証券口座に余った資金は自動的に銀行口座に移動されるため、手間がかかりません。

 

さらに、楽天銀行の普通預金の金利に優遇金利が適用されるため、資金運用の効率が高まります。

 

これらのメリットにより、楽天証券は投資を始めるにあたって非常に有利な選択肢となります。

SBI証券

SBI証券で新NISA口座を開設するメリットは、

 

まず、取引手数料が非常に安い点が挙げられます。

 

国内株式の取引手数料は無料で、特にインターネットコースを選ぶことで、信用取引や単元未満株の取引も無料となります。

 

さらに、アメリカの株式や海外ETFの購入に際しても、手数料が無料であり、米ドル・円のリアルタイム為替取引手数料も条件を満たせば無料になります。

 

投資信託の買付手数料についても、インターネットコースであれば原則無料です?。

 

次に、IPO（新規公開株式）や外国株式、投資信託などの取扱銘柄が非常に多い点も大きなメリットです。

 

SBI証券はIPOの取扱数が主要ネット証券の中でトップクラスであり、外国株式についてもアメリカ、中国、韓国、ベトナムなど多様な市場の株式を取り扱っています。特に、アメリカの株式は4,400銘柄以上をラインナップしており、投資信託も2,500以上の銘柄を提供しています。

 

また、夜間取引が可能な点もSBI証券の大きな利点です。

 

PTS（私設取引システム）を利用して、証券取引所の取引時間外でも株式を売買できるため、日中に忙しい投資家にとって非常に便利です。PTSの取引時間は、8:20〜16:00と16:30〜23:59の2種類が設定されており、柔軟な取引が可能です?。

 

さらに、1株単位で株式を売買できます。

 

一般的に証券取引所での株式取引には売買単位が設定されていますが、SBI証券ではS株というサービスを利用することで、1株単位で株式を購入できます。

 

少額から投資を始めたい初心者でも気軽に株式取引を行うことが可能です?。

 

最後に、さまざまな種類のポイントが貯まる点も魅力です。

 

口座開設や株式購入、投資信託の購入・保有などで、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントなどを貯めることができます。

 

特に、三井住友カードでの投信積立では最大5%のポイント還元が受けられるため、投資しながら効率的にポイントを貯めることが可能です?。