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2024年から始まった新NISAには、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つの枠があります。
「成長投資枠」は、個別株、投資信託、REIT(不動産投資信託)、ETF(上場投資信託)など多様な商品が対象となっています。
一方、「つみたて投資枠」では、金融庁が定めた基準を満たす293本の投資信託とETFに限られています。
投資初心者の方には、まず「つみたて投資枠」を活用した長期の積立投資がおすすめです。
これにより、安定的な運用が可能となり、資産形成のベースを築くことができます。
本記事では、つみたて投資枠でおすすめの商品と、銘柄選びのポイントについて解説します。
新NISAで資産形成を考えている方や、つみたて投資枠の銘柄選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
楽天証券の新NISA「つみたて投資枠」で人気の投資信託ランキングは以下の通りです。
これらは積立金額や積立設定件数が多い順にランク付けされています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
このファンドは、米国の主要500社の株式に分散投資することで、安定した成長を目指します。積立投資を行う多くの投資家に選ばれています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
世界中の株式市場に幅広く分散投資できるため、リスクを分散しながら世界経済の成長に乗ることができるファンドです。
楽天・S&P500インデックス・ファンド
米国のS&P500指数に連動する投資信託で、米国市場の成長を取り込むことができます。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
世界中の株式市場に分散投資するファンドで、幅広い地域に投資できるためリスク分散が図れます。
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド
テクノロジーやハイテク企業が多く含まれるNASDAQ-100指数に連動するファンドです。高成長が期待できる分野に投資したい人に人気です。
iFreeNEXT インド株インデックス
インド株に投資することで、成長が期待される新興国市場にアクセスできます。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
再度登場していますが、こちらも世界中に分散投資することでリスク分散を図ることができます。
HSBC インド・インフラ株式オープン
インドのインフラ関連企業に投資するファンドで、高成長が期待されます。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
日本のTOPIX指数に連動するファンドで、日本市場の成長を取り込みたい人におすすめです。
iFreeNEXT FANG+インデックス
米国の主要なハイテク企業に投資するファンドで、成長ポテンシャルの高い企業に投資したい人向けです。
SBI証券の新NISA「つみたて投資枠」で人気の投資信託ランキングは、投資信託の積立設定金額や積立設定件数に基づいています。以下は2024年の人気ランキングです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
このファンドは、世界中の株式市場に分散投資することでリスクを抑えつつ、世界経済全体の成長を取り込むことを目指します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の主要500社に投資するファンドで、米国市場の成長をダイレクトに取り込むことができます。人気のインデックスファンドです。
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
日本の主要株式市場に投資するファンドで、日経平均株価に連動します。日本市場の成長を期待する投資家に支持されています。
iFreeNEXT FANG+インデックス
テクノロジー企業の集まりであるFANG+指数に連動するファンドで、ハイテク株に投資したい投資家に人気です。
三菱UFJ 日経平均高配当利回り株ファンド
日本の高配当株に投資するファンドで、安定した配当収入を得たい投資家に向いています。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
日本のTOPIX指数に連動するファンドで、日本株全体に幅広く投資します。
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
世界の半導体関連企業に投資するアクティブファンドで、高成長が期待できるテクノロジーセクターに投資します。
SBI 日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
日本の高配当株に投資するファンドで、定期的な配当収入を得たい投資家に適しています。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
インド株に投資するファンドで、新興市場の成長を取り込むことができます。
ピクテ iTrustインド株式
インド市場に焦点を当てたアクティブファンドで、高成長が期待されるインド企業に投資します。
新NISAのつみたて投資枠では、「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」が対象となります。
投資信託の銘柄(ファンド)を選ぶ際には、次の4つのポイントに注目することが重要です。
投資信託が投資する国や地域、または投資対象(株式、債券など)の分類を確認します。
例えば、米国株に特化したファンドや、グローバルに分散投資するファンドなどがあります。
ファンドがどのような割合で株式や債券に投資しているかを確認します。
資産配分はリスクとリターンに直結するため、自分のリスク許容度に合った配分を選びましょう。
運用方法には主に以下の3つの種類があります。
インデックスファンド:市場全体の動きに連動することを目指すファンド。
アクティブファンド:市場平均を上回るリターンを目指して運用するファンド。
バランスファンド:株式と債券など、複数の資産クラスに分散投資するファンド。
運用時にかかる「信託報酬」やその他の手数料を確認します。
手数料は運用成績に直接影響を与えるため、できるだけ低コストのファンドを選ぶことが重要です。
投資初心者やあまりリスクを取りたくない方には、「つみたて投資枠」だけでも十分に効果的です。
資金に余裕がある場合、新NISA全体をつみたて投資枠として活用し、大きな金額を積み立てることも可能です。
さらに、つみたて投資枠の対象となる投信の多くは成長投資枠でも利用できるため、同じインデックス投信を両方の枠で積み立てることができます。
一方、特定口座の投信や預貯金などで既に十分な資産の土台がある場合は、「成長投資枠」を活用するのも一つの戦略です。
成長投資枠を利用して株式などを積極的に購入し、非課税のメリットを活かして資産の上乗せを狙うことができます。
このようにリスクとリターンのバランスを取りながら、効率的に資産形成を進めていくことが大切です。
自分のリスク許容度や投資目的に合わせて、適切な投資商品を選びましょう。
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円の合計360万円です。
この枠組みでは、通常一括投資できるのは成長投資枠の240万円のみであり、つみたて投資枠の120万円分は毎月10万円が上限となっています。
リスク分散を図るために、つみたて投資枠では年間360万円を一括で投資することはできません。
しかし、ボーナス設定を利用すれば例外的に360万円の一括投資が可能です。
ボーナス設定とは、年に2回、月々の積立額に加えて増額購入できる仕組みです。
これにより、特定の月に上限を超えた額を積み立てることができ、年間投資額を最大限に活用することができます。
通常の月々の積立額は10万円ですが、ボーナス設定を利用することで、年2回に限り追加投資が可能となり、年間360万円の一括投資を実現できます。
この方法を活用することで、新NISAの投資枠を最大限に利用し、効率的な資産運用を目指すことができます。
ステップ1:つみたて投資枠で毎月の積立額を「100円」と設定します。
ステップ2:残りの「1,198,800円」をボーナス設定として登録します。この設定により、年初につみたて投資枠の120万円をほぼ一括で投資することが可能となります。
これにより、つみたて投資枠の年間120万円をほぼ一括で投資でき、効率的に投資資金を運用することができます。
楽天証券で一括投資を行う際には、以下の注意点があります。
ボーナス設定を利用する場合、楽天カードクレジット決済を利用することはできません。
そのため、一括投資を行うには、事前に証券口座に120万円を入金しておくか、楽天以外の金融機関を利用する必要があります。
楽天ポイントのお得さを理由に楽天証券を選んだ方も多いかと思いますが、ボーナス設定を利用すると楽天ポイントを獲得することはできません。これは、楽天カードではなく、直接証券口座から購入するためです。
以上のポイントを踏まえて、一括投資の設定を行い、効率的に資産運用を進めましょう。
SBI証券で新NISAの年間投資枠を最大限に活用し、360万円を一括投資する方法は、楽天証券とほぼ同様です。
つみたて投資枠で毎月の積立額を「100円」に設定する
これにより、つみたて投資の設定が有効になります。
ボーナス月と金額を設定する
ボーナス設定を利用して、残りの金額を一括投資する設定を行います。
SBI証券では、ボーナス設定を利用する際に、事前に証券口座に現金を入金しておく必要があります。これにより、つみたて投資枠の120万円を一括で投資することが可能となります。
楽天証券もSBI証券も、ボーナス設定を利用するためには、証券口座に必要な金額を事前に入金しておく必要があります。
新NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があります。
これを活用する基本の考え方として、「つみたて投資枠」を安定的な資産形成の土台とし、「成長投資枠」を大きな利益を狙う上乗せ部分として捉えることが有効です。
つみたて投資枠では、長期的かつ安定的な資産形成を目指します。
ここでは、世界全体の株や先進国株に広く分散投資するインデックス投信がオススメです。
特に、世界経済を牽引する米国の株のインデックス投信は有力な選択肢となります。
また、リスクを抑えることを重視する場合には、株式と債券を組み合わせたバランス型投信も良いでしょう。これにより、リスクを分散しつつ安定的なリターンを目指すことができます。
一方、成長投資枠では、リスクを取ってでも大きな利益を狙うことが目的となります。
ここでは、リスクは高いものの大きなリターンが期待できる成長株や、ファンドマネージャーが積極的に運用するアクティブ投信が適しています。
成長投資枠を利用することで、より大きな資産の成長を目指すことができます。
新NISAでは、つみたて投資枠で安定的な基盤を築き、その上で成長投資枠を活用してさらなる利益を狙うという戦略が基本となります。
新NISAの積立投資枠では、長期的な資産形成を目指す投資信託がおすすめです。
つみたて投資枠では、信託報酬の低いインデックスファンドが特に人気です。
これらのファンドは、分散投資を行うことでリスクを軽減しながら安定したリターンを目指します。
新NISAを最大限に活用し、資産を効率的に運用するために、自分のリスク許容度や投資目標に合ったファンドを選ぶことが重要です。
投資歴17年の40代の投資家。
過去の投資利益:約1080万(確定利益)
保有資格「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)」
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが、お金の悩みについて記事を執筆しております。
本記事で紹介している商品、銘柄、企業名などの情報は、あくまで参考として提供しているものであり、特定の株式や商品の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。