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【2024年9月版】新NISAの成長投資枠でおすすめの銘柄を徹底解説


2024年からスタートした新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」が新設され、投資の幅が広がりました。

 

特に「成長投資枠」は、個別株、投資信託、REIT(不動産投資信託)、ETF(上場投資信託)など多様な商品が対象となっています。

 

一方、「つみたて投資枠」では、金融庁が定めた基準を満たす293本の投資信託とETFに限られています。

 

 

成長投資枠は、その豊富な選択肢が大きな魅力です。個別株や多様な投資信託に投資できるため、自分の投資スタイルや目標に合わせて最適な商品を選ぶことが可能です。

 

しかし、選択肢が多すぎるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあります。

 

ここでは、新NISAの成長投資枠において注目すべきおすすめの銘柄をいくつか紹介します。

 

【2024年9月版】新NISAの成長投資枠でおすすめの銘柄ランキング

※2024/8/1 〜 2024/8/31までのお取引をもとに、ランキングを表示しております。

日本株ランキング


NISA口座で購入される個別株には、いくつかの特徴的な傾向があります。

 

全体的に見て、配当利回りが3%以上の高配当銘柄が多くランクインしている傾向があります。

 

NISAは中長期投資を前提としているため、長期保有に適した高配当株が人気となるのも納得できる話です。

 

こうした高配当かつ連続増配銘柄は、長期保有に適しており、NISAでもよく買われる銘柄となっています。

 

これらの銘柄は、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、安定した収益を期待できる選択肢となっています。

投資信託ランキング 月間買付件数(成長投資枠+つみたて投資枠)

SBI証券

 

楽天証券

米国株ランキング

*松井証券より

米国ETFランキング

*松井証券より

成長投資枠で知っておきたいポイント

成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円

新NISAの非課税保有限度額は、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて1,800万円です。

 

そのうち、成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円となっており、成長投資枠だけで1,800万円を使い切ることはできません。

 

ただし、つみたて投資枠だけで非課税保有限度額の1,800万円を全て使うことは可能です。

 

誤解されやすい点ですが、つみたて投資枠の非課税保有限度額は「新NISAの非課税保有限度額1,800万円−成長投資枠の非課税保有限度額1,200万円=600万円」ではありません。

 

つまり、成長投資枠を必ず利用する必要はなく、つみたて投資枠だけで新NISAの非課税枠を活用することもできます。

年間投資できるのは240万円

新NISAの成長投資枠の年間投資枠は240万円で、これは月額に換算すると20万円まで投資できます。

 

楽天証券やSBI証券には「ボーナス設定」というものがあり、1月や12月の1ヵ月だけで「つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=360万円」の投資枠をほとんど使い切ることができます。

 

しかし、一括投資は購入時の価格に大きく影響されるため、毎月一定額を投資することで購入価格を平均化するドルコスト平均法の効果が薄れてしまいます。

 

一括投資するかどうかは個人の自由ですので、じっくり検討しましょう。

対象は国内外の株式、投資信託、ETF、REIT

新NISAの成長投資枠の対象商品について、金融庁のサイトによれば、「上場株式・投資信託等(ただし、整理・監理銘柄、信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託及びデリバティブ取引を用いた一定の投資信託を除外)」と記載されています。

 

成長投資枠は基本的には旧NISA制度の「一般NISA」を引き継いだものですが、対象商品は完全に同じではありません。以下の銘柄は、成長投資枠では除外されています。

・上場廃止が決定した、または決定される可能性のある上場株式
・高レバレッジ型の投資信託
・信託期間20年未満の投資信託
・毎月分配型の投資信託

要するに、安定的な資産形成に適さないとされる銘柄は成長投資枠の対象外となります。

 

上場廃止が近い個別株や、ヘッジ以外の目的でデリバティブを使った複雑な商品、テーマ型ファンド(例えばDXやESG)、毎月分配型の投資信託などが含まれます。

 

一方で、つみたて投資枠の対象商品はすべて成長投資枠の対象商品にもなっています。

 

そのため、つみたて投資枠で積立設定した銘柄と同じファンドを成長投資枠でも購入することが可能です。

「積立て買付」もできる

多くの人は「つみたて投資枠=投資信託」「成長投資枠=個別株」というイメージを持っており、成長投資枠は一回限りのスポット買付しかできないと思い込んでいることがあります。

 

しかし、成長投資枠でも投資信託の積立買付は可能です。

 

さらに、楽天証券では成長投資枠で個別株の積立買付も行える「かぶツミR(国内株式積立)」というサービスを提供しています。

 

このサービスを利用すれば、少額からコツコツと株式投資を始めることができるため、投資初心者にも非常におすすめです。

 

定期的に一定額を積み立てることで、ドルコスト平均法の効果を活かし、市場の変動リスクを分散しながら安定した投資を実現できます。

 

「かぶツミR」は、楽天証券のサービスの一環として提供されており、初心者でも簡単に利用できるように設計されています。

 

投資を始める際のハードルが下がり、多くの人が気軽に投資をスタートすることができます。

 

成長投資枠でも投資信託の積立買付や個別株の積立買付が可能であることを理解し、自分に合った投資方法を見つけましょう。

まとめ

新NISAの成長投資枠は、投資対象の選択肢が多いため、自分の投資目標やリスク許容度に合わせて最適な商品を選ぶことが重要です。

 

今回紹介した銘柄は、その一部に過ぎませんが、これを参考に自分に合った投資商品を見つけてみてください。

 

新NISAを活用して、効果的に資産を増やしていきましょう。

この記事を書いている人

投資歴17年の40代の投資家。

過去の投資利益:約1080万(確定利益)

保有資格「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)」

 

お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが、お金の悩みについて記事を執筆しております。

本記事で紹介している商品、銘柄、企業名などの情報は、あくまで参考として提供しているものであり、特定の株式や商品の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。