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楽天証券で口座開設はやめたほうがいい?潰れる可能性は?という疑問を抱いている方も多いかもしれません。
ネット上では、楽天グループ全体の経営状況や出資者の影響から、楽天証券の利用を避けた方が良いという意見も散見されます。
しかし、実際のところ楽天証券の経営は安定しており、潰れる可能性は低いと言われています。
本記事では、楽天証券の経営状況や利用のメリット・デメリット、そして実際の利用者の口コミをもとに、その信頼性について詳しく解説します。
楽天証券はやめたほうがいい言う人が一定数いる理由はいくつか考えられます。
いわゆる楽天証券のデメリットです。
楽天証券は、IPO(新規公開株)の取扱銘柄数が他社に比べて少ない傾向があります。
IPOとは、未上場企業が株式を新規に証券取引所に上場し、新株の発行を行うことです。
有望な銘柄は上場直後に値上がりしやすく、初値で売却することで利益を得られる可能性が高いため、多くの投資家に人気があります。
しかし、楽天証券でのIPO取扱銘柄数は限られており、2022年3月期の全上場会社数のうち、楽天証券が取り扱ったIPOは58.3%の70件でした。
一方、IPO取扱件数が最も多いSBI証券では約97.5%の117銘柄を取り扱っています。
このように、楽天証券のIPO取扱数は他社と比較すると少ないため、IPO投資を主に行いたい場合は、取扱件数が多い証券会社を併用することも検討するとよいでしょう。
ただし、楽天証券には完全平等抽選を採用しているというメリットがあります。
完全平等抽選とは、1人1票の機械による抽選方式で、資金力に関係なく平等に当選の機会があるというものです。
これに対し、完全抽選方式では、申し込み口数が多いほど当選確率が高くなるため、資金力が重要になります。
楽天証券の完全平等抽選方式は、個人投資家にとって公平なチャンスを提供しており、資金力に左右されない点で魅力的です。
このように、楽天証券は取扱件数こそ少ないものの、公平な抽選方式を採用しているため、資金力に関係なくIPOに参加したい投資家にはメリットがあります。
楽天証券は、外国株式の取り扱いが他社に比べて少ない点が指摘されています。
2024年8月時点では、楽天証券の米国株式取扱銘柄数は約4,700件であるのに対し、SBI証券は5,200銘柄以上を取り扱っています。
このため、「米国株式をメインに投資したい」「より多くの選択肢から銘柄を選びたい」という方には楽天証券はあまり向いていないと言えます。
しかし、楽天証券には独自のメリットもあります。
例えば、楽天ポイントを利用して米国株式の購入ができる点は、楽天証券ならではの特徴です。
これは、普段の買い物などで貯めた楽天ポイントをそのまま投資に活用できるため、特に楽天経済圏を利用している人にとって大きな利点となります。
また、外国株式の取引手数料も比較的安いため、コストを抑えて投資を行いたい人には有利です。
外国株式の選択肢を広げたい場合は、楽天証券と他の証券会社を併用することで、楽天証券のメリットを活かしつつ、より多くの銘柄にアクセスすることができます。
楽天証券で投資に利用できる楽天ポイントには制限があります。
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類がありますが、投資に使用できるのは通常ポイントのみです。
通常ポイントは、楽天サービスの利用で日常的に付与されるポイントで、有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。
この期限は、期間内に1回でもポイントを獲得すれば延長されるため、楽天サービスを継続的に利用している限り、事実上無期限で使用することができます。
一方、期間限定ポイントはキャンペーンなどで付与されるポイントで、固有の有効期限が設定されており、この期限を過ぎると自動的に失効します。
また、期間限定ポイントは利用できるサービスが限られており、楽天証券での投資には使用できません。
そのため、期間限定ポイントを多く持っていても、これを投資に使うことはできない点に注意が必要です。
楽天証券で投資をする場合は、通常ポイントのみが使用可能であることを覚えておきましょう。
楽天証券はネット証券で実店舗がないため、対面での相談やアドバイスを受けながら投資先を決めることはできません。
相談や質問をする場合は、電話やチャット、SNSを利用する必要があります。
これは実店舗を持たないことで手数料を安く抑えられる反面、対面でのサポートを希望する方には不向きな点と言えます。
ネット証券では基本的に商品の選定や注文、管理などを自分自身で行う必要があります。
初めて投資をする方にとって、数多くの金融商品の中から自分に合ったものを選ぶのは難しいことがあります。
楽天証券の相談体制としては、電話やチャットのサポートが充実しており、要件ごとに異なる電話番号が用意されています。
投信NISAに関する問い合わせには平日用や週末用の専用ダイヤルもあり、取引ルールや取引内容についての問い合わせ先も整備されています。
対面でのサポートがない一方で、電話やチャットでのサポート体制は整っており、初心者の相談にも対応しています。
口座開設前に疑問や不安がある場合は、これらのサポートを活用することで解消することができます。
楽天グループが2024年8月9日に発表した2024年1〜6月期連結決算(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が前年同期比8%増の1兆509億円、営業損益は516億円の赤字(前年同期は1250億円の赤字)でした。
最終損失は759億円で、前年同期の1399億円に比べ赤字幅が縮小しました。
楽天証券自体も堅調に推移しており、これらの情報から、楽天証券の経営状況は悪くなく、潰れる可能性は低いと言えます。
証券会社は、お客様から預かった有価証券や資金を「顧客資産」として証券会社自身の資産と明確に分けて保管することが法令で義務づけられています。
この「顧客資産の分別管理」により、証券会社が万一破綻した場合でも、資産は確実に保護されます。
楽天証券では、法令に従ってお客様の資産を安全かつ確実に保管・管理しています。
この管理体制により、お客様の大切な資産は常に保護されているため、安心して取引を行うことができます。
楽天証券に口座を開設した後、長期間放置してもデメリットはありません。
手数料やペナルティが発生することはないため、安心して利用できます。
私は5年間放置しておりましたが、何の影響も受けておりません。
ネット証券の楽天証券では、口座管理料などの維持費がかからないため、維持費を気にする必要はありません。
これは楽天証券に限らず、多くのネット証券に共通する特徴です。
店舗型の証券会社では維持費が発生する場合がありますが、ネット証券ではこのような費用はかからないのが一般的です。
楽天証券は、日本株の売買手数料を完全無料にすることを発表しました。
これにより、現物取引、信用取引、単元未満株「かぶミニ」など、日本株に関するすべての取引手数料が0円となります。
この手数料無料化は、特に売買頻度が高い短期トレーダーにとって大きなメリットとなります。
株の売買手数料は無視できないコストですが、これが無料になることで、投資コストを大幅に削減でき、よりお得に投資を行うことができます。
手数料無料化の流れが加速する中、楽天証券のこの決定は、多くの投資家にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
楽天証券では、株や投資信託の取引をするだけで「楽天ポイント」が貯まります。
これは、日常的に楽天市場や楽天カードなど、楽天グループのサービスを利用している人にとって非常に魅力的です。
楽天証券での特定の取引によって、楽天市場でのポイント還元率が上がる「SPU(スーパーポイントアップ)」の特典も受けられます。
これにより、楽天市場での買い物がさらにお得になります。
さらに、貯まった楽天ポイントは楽天グループの各種サービスで利用できるだけでなく、楽天証券で日本株や米国株、投資信託の購入にも使うことができます。
また、楽天カードや楽天モバイルなど、他の楽天グループのサービスと連携したキャンペーンも頻繁に行われており、これらをうまく活用することで、より多くのポイントを貯めることができます。
楽天ユーザーにとって、楽天証券は非常にお得な選択肢です。
投資をしながら楽天ポイントを効率よく貯めて、さまざまな楽天サービスでそのポイントを利用することで、生活全体がさらにお得になります。
楽天証券では、日経テレコン(楽天証券版)を利用できるほか、さまざまな独自コンテンツが充実しています。
日経テレコンは日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービスで、投資に関する情報収集に役立つサービスです。
初心者向けの「やさしい投資超入門」といった基本的な解説記事から、現在ホットな投資の話題やおすすめ銘柄の紹介など、中上級者向けの情報まで幅広く提供しています。また、YouTubeで動画も配信中です。
無料の取引ツール「マーケットスピード II」とスマホ用アプリ「iSPEED」では、「日経テレコン(楽天証券版)」が利用可能です。
これは、日本経済新聞が運営するオンラインサービス「日経テレコン」の機能限定版で、楽天証券の利用者なら誰でも手軽に使うことができます
さらに、楽天証券でNISAもしくはiDeCoを開設していると、マネー雑誌各紙を毎月3誌まで無料で読むことができるサービスも提供しています。
投資の知識を深めるのに役立つ情報を無料で手に入れることができます。
これらのサービスを活用することで、投資初心者から経験者まで、幅広い層の個人投資家が役立つ情報を手に入れ、投資の理解を深めることができます。
楽天証券は、グループ経営や出資者の観点から利用を避けた方が良いという意見もありますが、実際にはその経営状況は安定しており、潰れる可能性は低いと言えます。
また、楽天ポイントを利用したサービスや低水準の取引手数料、充実した商品ラインナップなどの特徴があります。
特に楽天サービスを利用している方や投資初心者の方には多くのメリットがあり、口コミでも「安心して使える」「楽天ポイントで投資ができるのが良い」といった肯定的な声が多く見られます。
そのため、楽天証券は危険な会社ではなく、投資を始めるにあたって非常に信頼できる選択肢と言えるでしょう。
興味がある方は、楽天証券での口座開設を検討してみてください。
投資歴17年の40代の投資家。
過去の投資利益:約1080万(確定利益)
保有資格「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)」
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが、お金の悩みについて記事を執筆しております。
本記事で紹介している商品、銘柄、企業名などの情報は、あくまで参考として提供しているものであり、特定の株式や商品の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。